RESONANCE ~共鳴 (2017年6月)

これまで感情について様々な角度から取り上げてきましたが、なぜ花が人の心を癒すのか、その理由を説明できる文献はこれまでありませんでした。しかし近年、宇宙物理学や新たな発見によって、一見して関係なさそうな「花」とはいったい何なのかを説明できるかもしれません。
宇宙の始まりにビックバンがあり、一瞬で宇宙空間が出来上がったことをインフレーション理論は予測しました。約10年後NASA化ら打ち上げられた探査衛星が、138億年前の宇宙が冷えていった名残りを発見し、この理論が正しいことが証明されました。しかし、宇宙が加速膨張していることが観察され、宇宙を加速させるダークエネルギーの存在が明らかになったのですが、そのエネルギーの量が予想よりかなり低いものであり、宇宙物理学者はそれを説明するために、宇宙は実は一つではなく、同時にたくさん生まれているという、マルチバース理論を考えつきました。一方、理論物理学者はこの世界を作る物質が弦の振動のようなものでできており、この振動は高次元からの投影であり、次元は9次元以上あるという結論に数学的に到達したのです。
すると、ある物質が注目されることになります。それは1980年代に発見され、後にノーベル賞を受賞したことで知られる「準結晶」とういう物質です。   《7月に続く・・・》





RESONANCE ~共鳴 (2017年5月)

人間ならだれでも持っているハートは、時空を超えて存在しています。宇宙の始まりより存在し、次元を超えて存在しています。それは人間が持っている根源の存在の性質の一部です。ですから、誰しもが存在しているだけで価値があり、ただハートの存在に気付くだけで人は生きている価値があります。
そして、ハートは感情を味わうことはできますが、感情をつくり出すことはできません。そこで、変化していく時空と人間がどうしても必要になります。特に、マイナス感情は人間にしか作り出すことができません。生きていれば必ず、人には様々な出会いや別れがあり、また戦いや、チャレンジがあり、希望や失意があります。つまり人は不断に感情を創り出しています。ただし、感情を創り出しているその最中には、感情を味わうことはできません。その出来事から離れてハートは感情を味わい、思考が反復しています。
特にマイナス感情のなかでも不安や恐れを感じているときに人は、胸のあたりにハートの存在を感じることができます。不安を感じているもの、その本体が、ハートなのだと気づくと、不安を感じることができるのでその性質は肯定的なものだと気づくことができます。そのときに、不安からハートに意識が移るので、ネガティブからポジティブに感覚が変わるきっかけが生じるのです。これは誰でもいますぐに体験することができます。



RESONANCE ~共鳴 (2017年4月)

人は誰でも神様と同じ魂=ハートの一部を持っている。人のハートは、根源の存在=神を「湖」に例えるなら、その湖の一滴のしずくなのだ。死ねば、経験という情報を持ってまた元に帰っていく。宇宙の始まりより「存在」する神の本質はただ圧倒的に「在る」ということだ。つまり、肯定的な存在なのだ。それで、ハートは不安を感じることができる。もちろん本質が喜びなのでプラスの感情も理解できる。しかし、不安のようなマイナス感情には違和感があり重苦しく感じるし、プラスの感情はすぐに消えてしまうのに対して、マイナス感情だけがなぜかトラウマになるのもここに理由がある。そう考えると、不安や恐れは、人間が持つハートとは何かを教えてくれている。

社会には様々な価値観があり、いつの時も人々はそれに翻弄されてきた。価値観は、時代や宗教、国家によって変わり、かつては価値のあったことでも、いつしか価値が失われてしまうのを歴史は目の当たりにしてきた。しかし、そういったそれぞれの対立する価値観を超えて、人はただ生きているだけで価値があることを、ハートとマイナス感情は証明してくれているのだと思う。



【 春のパステル&ロゼンジまつり】

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RESONANCE ~共鳴 (2017年3月)

感情が宇宙の言語だとするもう一つの理由がある。
それは、人間の脳が物事を認識する仕方にヒントがある。人の認識は差異や反対のものによってなされることは言語学などによって広く知られている。つまり、脳は何かを見たとたんに違いを自動的に読み取り、そこに意味を見つけているということだ。それで、この「時空」では動きや変化が生じ、人間は様々な感情体験ができるようになった。このわれわれの認識の特徴の一つは、それが当たり前の状態になると当然変化がないので、その物事は意味を失うところにある。たとえば、ある日、世界中が平和でいい人ばかり、全員がいい人(そんなことはあり得ないが)になると、もはやいい人を識別する必要がないので、いい人自体がそこでは意味をもたないことになる。
そう考えると、人間が不安を感じることにはさらに大きな秘密がある。不安を感じるということは、それを感じているハート(仮にそう名付ける)の本質がネガティブではないということになる。もし、ネガティブならば、不安は当たり前なので、それを不快と感じることができないはずだからだ。人間ならだれもが持っているハートは「唯ありて、ある」、この宇宙を創った根源の存在と同じくポジティブなものなのだ。



RESONANCE ~共鳴 (2017年2月)

感情は人類共通の言語であるだけではなく、この宇宙共通の言語でもある。そう言い切れる根拠は何か?その前に、そもそも、感情とは何か?を考えてみる必要があるだろう。

そのためには、仮に、それが無かったら、いったいどうなっていただろうかと想像してみればいい。もしも、人類に感情がなかったなら、私たちの生活はどうなっていたのだろうか?おそらく、人類は生存すらできなかっただろう。感情がなければ、まず何をしても楽しくない。何を食べてもおいしとも思わないし、うれしいということさえ理解できない。もちろん恐怖も悲しみもなく、感情のないロボットのように、プログラムどおりに動くことしかできない。

AⅠ(人工知能)の問題の一つは目的達成のためなら、「ターミネーター」のように無情になれるところにある。もちろん、感情にはマイナス面もあるが、それも含めて、宇宙は感情を必要としたはずだ。人間の恐れや悩みだけではなく、喜びや楽しさの経験がどうしても必要だった。そうでなければ、遺伝子の中に、感情のコードは組み込まれなかっただろうからだ。すべての人類の感情体験は無意識に保存され決してなくならない。必要十分に達した感情体験はやがて、人類の意識に変化をもたらす。その時に、知恵が発動するからだ。



RESONANCE ~共鳴 (2017年1月)

バッチフラワーが誕生してすでに80年が過ぎました。製品のライフサイクルとしては極めて長い製品です。ではなぜ、この製品の寿命が長いのか、そのわけを考えてみましょう。

世界中には主要な言語の数は260ほどあり、マイナーな言語も含めると6000以上になります。言語にはそれぞれの文法があり、そのわずかの思考の違いが民族のものの見方の多様性をつくり出しているとも言えます。しかし、世界にはこれだけ多くの考え方の違いがありながら人類すべてに共通しているものがあります。それが、感情なのです。いわば感情は人類共通の言語であり、時代を超えて人間が何者なのかを教えてくれています。つまりギリシャ時代の人も、シェイクスピアの時代の人も、また現代人も共通の感情を通してお互いに理解しあえるのです。これは当たり前の様ですが、実は驚くべきことです。人間の生きた時代や、場所が違っていても、人間は生来、誰もが同じ文法を持っていたということは、感情こそが、人類の永遠のテーマだと言うことができるからです。バッチフラワーが古びない理由もここにあります。
おそらく、『神との対話』の中で、ニール・ドナルド・ウォルシュが語ったように、感情は人類共通の言語というだけではなく、この宇宙共通の言語なのかもしれません。





RESONANCE ~共鳴 (2016年12月)

長かった氷河期がようやく終わり、人類が洞窟を出たのはわずか1万年足らず前でした。地球47億年の歴史から見れば、このわずかの期間に人は様々な道具を発明し、またそれを記録し、後の人々に伝え、宇宙を目指せるほど飛躍的に文明を進歩させてきました。その大きな原動力となったのが、言葉の獲得であったことは間違いありません。
ただし、気がつくと人々は言葉が持つ思考の罠に嵌ってしまいました。それは、人の認識は一瞬遅れてやってくるので、どうしても思考は現在を捉えることができないからです。そのため思考は、常に過去リピートするか、未来をシミュレートしています。そして、そこから多くの強いマイナス感情が生まれてきます。感情は実は一瞬なのに、思考がそれを繰り返しリピートしてしまうからです。そんなわけで、生きている限り思考を止めることはできないので、マイナス感情は常に人々の悩みの種であり続けました。
しかし、人類には、救いが用意されていました。その一つが花や樹木などの植物です。こういった植物たちには人の意識を今に開く力があり、植物のエネルギーで人は今を感じ取る能力を思い出し、かつてそうだったように、今を生きることができることに気付いたのです。