レゾナンス


文責:矢吹三千男
早稲田大学卒業。製薬会社に勤務ののち、1993年よりバッチフラワーの輸入を始め、1994年バッチフラワー正規輸入代理店となる。株式会社プルナマインターナショナル代表取締CEO社長。陰陽五行思想家の冨田哲秀氏に師事し、陰陽五行を交えた新しい性格分析法の開発に携わる。感情・魂・肉体についての研究を続け、独自の展開を現在、全国を講演・セミナー活動で行っている。著書に「感情のレッスン」(文芸社)がある。

RESONANCE ~共鳴 (2017年5月)

人間ならだれでも持っているハートは、時空を超えて存在しています。宇宙の始まりより存在し、次元を超えて存在しています。それは人間が持っている根源の存在の性質の一部です。ですから、誰しもが存在しているだけで価値があり、ただハートの存在に気付くだけで人は生きている価値があります。
そして、ハートは感情を味わうことはできますが、感情をつくり出すことはできません。そこで、変化していく時空と人間がどうしても必要になります。特に、マイナス感情は人間にしか作り出すことができません。生きていれば必ず、人には様々な出会いや別れがあり、また戦いや、チャレンジがあり、希望や失意があります。つまり人は不断に感情を創り出しています。ただし、感情を創り出しているその最中には、感情を味わうことはできません。その出来事から離れてハートは感情を味わい、思考が反復しています。
特にマイナス感情のなかでも不安や恐れを感じているときに人は、胸のあたりにハートの存在を感じることができます。不安を感じているもの、その本体が、ハートなのだと気づくと、不安を感じることができるのでその性質は肯定的なものだと気づくことができます。そのときに、不安からハートに意識が移るので、ネガティブからポジティブに感覚が変わるきっかけが生じるのです。これは誰でもいますぐに体験することができます。



RESONANCE ~共鳴 (2017年4月)

人は誰でも神様と同じ魂=ハートの一部を持っている。人のハートは、根源の存在=神を「湖」に例えるなら、その湖の一滴のしずくなのだ。死ねば、経験という情報を持ってまた元に帰っていく。宇宙の始まりより「存在」する神の本質はただ圧倒的に「在る」ということだ。つまり、肯定的な存在なのだ。それで、ハートは不安を感じることができる。もちろん本質が喜びなのでプラスの感情も理解できる。しかし、不安のようなマイナス感情には違和感があり重苦しく感じるし、プラスの感情はすぐに消えてしまうのに対して、マイナス感情だけがなぜかトラウマになるのもここに理由がある。そう考えると、不安や恐れは、人間が持つハートとは何かを教えてくれている。

社会には様々な価値観があり、いつの時も人々はそれに翻弄されてきた。価値観は、時代や宗教、国家によって変わり、かつては価値のあったことでも、いつしか価値が失われてしまうのを歴史は目の当たりにしてきた。しかし、そういったそれぞれの対立する価値観を超えて、人はただ生きているだけで価値があることを、ハートとマイナス感情は証明してくれているのだと思う。



RESONANCE ~共鳴 (2017年3月)

感情が宇宙の言語だとするもう一つの理由がある。
それは、人間の脳が物事を認識する仕方にヒントがある。人の認識は差異や反対のものによってなされることは言語学などによって広く知られている。つまり、脳は何かを見たとたんに違いを自動的に読み取り、そこに意味を見つけているということだ。それで、この「時空」では動きや変化が生じ、人間は様々な感情体験ができるようになった。このわれわれの認識の特徴の一つは、それが当たり前の状態になると当然変化がないので、その物事は意味を失うところにある。たとえば、ある日、世界中が平和でいい人ばかり、全員がいい人(そんなことはあり得ないが)になると、もはやいい人を識別する必要がないので、いい人自体がそこでは意味をもたないことになる。
そう考えると、人間が不安を感じることにはさらに大きな秘密がある。不安を感じるということは、それを感じているハート(仮にそう名付ける)の本質がネガティブではないということになる。もし、ネガティブならば、不安は当たり前なので、それを不快と感じることができないはずだからだ。人間ならだれもが持っているハートは「唯ありて、ある」、この宇宙を創った根源の存在と同じくポジティブなものなのだ。



RESONANCE ~共鳴 (2017年2月)

感情は人類共通の言語であるだけではなく、この宇宙共通の言語でもある。そう言い切れる根拠は何か?その前に、そもそも、感情とは何か?を考えてみる必要があるだろう。

そのためには、仮に、それが無かったら、いったいどうなっていただろうかと想像してみればいい。もしも、人類に感情がなかったなら、私たちの生活はどうなっていたのだろうか?おそらく、人類は生存すらできなかっただろう。感情がなければ、まず何をしても楽しくない。何を食べてもおいしとも思わないし、うれしいということさえ理解できない。もちろん恐怖も悲しみもなく、感情のないロボットのように、プログラムどおりに動くことしかできない。

AⅠ(人工知能)の問題の一つは目的達成のためなら、「ターミネーター」のように無情になれるところにある。もちろん、感情にはマイナス面もあるが、それも含めて、宇宙は感情を必要としたはずだ。人間の恐れや悩みだけではなく、喜びや楽しさの経験がどうしても必要だった。そうでなければ、遺伝子の中に、感情のコードは組み込まれなかっただろうからだ。すべての人類の感情体験は無意識に保存され決してなくならない。必要十分に達した感情体験はやがて、人類の意識に変化をもたらす。その時に、知恵が発動するからだ。



RESONANCE ~共鳴 (2017年1月)

バッチフラワーが誕生してすでに80年が過ぎました。製品のライフサイクルとしては極めて長い製品です。ではなぜ、この製品の寿命が長いのか、そのわけを考えてみましょう。

世界中には主要な言語の数は260ほどあり、マイナーな言語も含めると6000以上になります。言語にはそれぞれの文法があり、そのわずかの思考の違いが民族のものの見方の多様性をつくり出しているとも言えます。しかし、世界にはこれだけ多くの考え方の違いがありながら人類すべてに共通しているものがあります。それが、感情なのです。いわば感情は人類共通の言語であり、時代を超えて人間が何者なのかを教えてくれています。つまりギリシャ時代の人も、シェイクスピアの時代の人も、また現代人も共通の感情を通してお互いに理解しあえるのです。これは当たり前の様ですが、実は驚くべきことです。人間の生きた時代や、場所が違っていても、人間は生来、誰もが同じ文法を持っていたということは、感情こそが、人類の永遠のテーマだと言うことができるからです。バッチフラワーが古びない理由もここにあります。
おそらく、『神との対話』の中で、ニール・ドナルド・ウォルシュが語ったように、感情は人類共通の言語というだけではなく、この宇宙共通の言語なのかもしれません。



RESONANCE ~共鳴 (2016年12月)

長かった氷河期がようやく終わり、人類が洞窟を出たのはわずか1万年足らず前でした。地球47億年の歴史から見れば、このわずかの期間に人は様々な道具を発明し、またそれを記録し、後の人々に伝え、宇宙を目指せるほど飛躍的に文明を進歩させてきました。その大きな原動力となったのが、言葉の獲得であったことは間違いありません。
ただし、気がつくと人々は言葉が持つ思考の罠に嵌ってしまいました。それは、人の認識は一瞬遅れてやってくるので、どうしても思考は現在を捉えることができないからです。そのため思考は、常に過去リピートするか、未来をシミュレートしています。そして、そこから多くの強いマイナス感情が生まれてきます。感情は実は一瞬なのに、思考がそれを繰り返しリピートしてしまうからです。そんなわけで、生きている限り思考を止めることはできないので、マイナス感情は常に人々の悩みの種であり続けました。
しかし、人類には、救いが用意されていました。その一つが花や樹木などの植物です。こういった植物たちには人の意識を今に開く力があり、植物のエネルギーで人は今を感じ取る能力を思い出し、かつてそうだったように、今を生きることができることに気付いたのです。



RESONANCE ~共鳴 (2016年11月)

感情を理解することには大きな効用があります。人は自分が何者なのか実はよくわからないことが多いのですが、それは、思考がいつも未来を先取りして、まだ起こってもいないことをシミュレートしているからです。こうなったらどうしよう、ああしよう、またはこうしようとか、ただ単に嫌だなとか、起こってもいないことを思考は先取りしてしまうのです。まだ起こっていないことは、まだ存在していないわけですから、何ものにもなることはできません。

一方、すべての過去を記録しているのが体です。食べ物を含め、その人がどんな人なのかを体は情報として持っていますので、治療師は過去を癒すことになります。

そして、感情は「今」に私たちを引き戻す力があります。つまり感情を感じている「今」だけが実は本当に存在している瞬間なのです。厳密に言うと、人は今をとらえることはできません。脳は認識が一瞬遅れてやってくるからです。感情を言葉で理解することの意味はそこにあります。感情を認識したときはすでに過去なので、俯瞰した視点で、客観的に自分を捉えることができるのです。感情は実は一瞬なのですが、思考がそれを繰り替えしリピートしてしいます、感情を言語化できる俯瞰した視点のみが、マイナス感情の連鎖を止めることができるのです。



RESONANCE ~共鳴 (2016年10月)

マイナス感情の一つの特徴は、トラウマになりやすいということである。プラスの感情はトラウマにはならないのに、なぜマイナス感情だけがトラウマになってしまうのか?それは、マイナス感情は魂を曇らせ、宇宙とのつながりを遮断してしまうところに大きな原因がある。人は本心で行動しているときは、マイナス感情をつくらない。しかし、頭で考えだすと恐れが起動しマイナス感情をつくりやすくなってしまう。一旦、マイナス感情がつくられパターン化すると頭でわかっていてもなかなか心から離れなくなる。

この宇宙とのつながりを、古の聖者は「愛」と呼んでいる。愛は頭で考えるものではなく、一つの「状態」なので、本心でしか繋がれないし、思考はむしろそれを邪魔してしまうのだ。

頭だけで一所懸命繰り返す、言葉や願いがなかなか叶わないのも、それが本心からの祈りではないことが多いからだ。トラウマがあると、人は自分の本心に到達できない。ではどうすればいいのかというと、やはり、マイナス感情を少なくしていくしかないのではないだろうか。マイナス感情が少なく、トラウマを克服した人は、目の前の出来事だけでなく、過去の出来事もまた肯定的に見ることができる。それもまた、すべてを受け入れた意識の状態である。



RESONANCE ~共鳴 (2016年9月)

 もうすぐ夏の終わりを迎えますが、毎年1年に1回だけ霊の世界が身近になる日本の風習がお盆です。霊の世界に、私たち生きている人間の思いは、いったいどのように伝わるのか、多くの人は疑問に感じているのではないでしょうか。それに対する一つの答えがあります。これは、実際にその方から聞いた話です。

彼女のお父さんは46歳の時にガンで亡くなりました。生きているときは、煙草が大好きで毎日欠かさず美味しそうに吸っていたそうです。

それは、初めてのお盆も終わり、親戚の人たちも帰った後のことだったそうです。誰もいなくなった居間で、仏壇のお父さんの遺影を見ていたら、ふとお父さんが大好きだった煙草のことを思い出し、そこにあった煙草の一つに火をつけ、線香立てに、線香の代わりのように煙草をさし、手を合わせました。すると・・・火をつけたばかりの煙草が、根元のフィルターのところまでシュッと、一瞬で灰になったというのです。

このことから、私たちの思いは、一瞬で時間差なしに霊の世界に届くということが分かります。人の想念はその思いが本心からであれば、間違いなく霊に届いています。宇宙の謎であるダークエネルギーを解くカギは、もしかすると感情も含めた人間の意識にあるのかもしれません。



RESONANCE ~共鳴 (2016年8月)

宇宙には様々な謎がありますが、その中でも現在最大の謎とされているのが、銀河系の渦の形です。通常、太陽のような巨大な引力を持つ恒星を回る場合、近い惑星ほど引力が強く働くので1回の周期は早くなります。つまり、太陽に近い水星や金星は、地球や火星より1年が短いということです。しかし、銀河系の中心に引き寄せられて、約2億2500万年で外側を1周する太陽系の星たちと、中心近くにある星の回転速度が同じだというのです。

これを可能にするためには、外側の星々を強く引き付ける、物質とエネルギーが計算上必要になります。そこで私たちの宇宙には、まだ発見されていないダークマターとダークエネルギーが存在していることが分かったのです。そして、その未知の物質にはちょっと変わった性質があるのです。まず、私たちの知っている物質を簡単にすり抜けることができる。つまりかなり小さい?それなのに、物質に引力などの影響をあたえることができ、広く星々の周りに存在しているというのです。つまり、目には見えないが、人の体や物質をすりぬけ、私たちに影響を与えることができるモノということになります。これはまるで、この世界の回りには霊の世界があり、違う次元から私たちに影響を与えていると考えたほうが分かりやすいのではないでしょうか。世界中の宇宙物理学者が長い時間をかけてこの物質を特定しようとしてきましたが、いまだにその痕跡さえも発見することができません。おそらく、違う次元から現れる霊のようなものをただの物質のように考えているうちは、その正体を解明するまでにはさらに多くの時間を必要とすることでしょう。



RESONANCE ~共鳴 (2016年7月)

マイナス感情は体のどこにあるのか?感情はエネルギーなので、それは脳ではなく、エネルギー体としての体にくっついている。東洋思想では、怒りは肝臓を傷めるので、怒りのエネルギーは肝臓のあたりに存在するのかもしれないし、悲観的な感情の場合は、肺のあたりというように、臓器とマイナス感情には関係があることが分かっている。だからと言って、マイナス感情が直に臓器にくっついているわけではない。感情のエネルギーは物質とは違った次元にあり、人体を包むアストラル体などにあらかじめ影響を与える。「ジュラシックパーク」や、「ER」での作者で知られるマイケル・クラントンは、長年の父親との確執を解消するために、カリフォルニアの高名な霊媒師のもとに向かった。怒りや恨みなどの強いマイナス感情を消してもらうためにだった。霊媒師が彼を見ると、肩と背中のあたりに、黒い虫のようなものと、ディズニーのアニメに出てくる小さな悪魔のようなもの(存在)がくっついているのが見えた。怒りなどのマイナス感情は、違う次元で成長し,物質化していたのだ。数日がかりでその虫と悪魔を追い出すと、最後には彼らは心残りな様子で立ち去ったのだが、マイケルには少しの後悔と後ろめたさが残った。マイケルはマイナス感情が長い間、実は自分を守っていてくれたことに気付いていたからだ。マイナス感情は何年もの時間をかけてゆっくり育ち、物質化していた。まるでわが子のように。それを手放す時、一抹の悲しみが彼の心をよぎった。もはや彼らは自分を助けてはくれない。もうこれからは、誰かを憎んだり、人のせいにしたりすることなしに前に進まなければならいと感じていたからだ。



RESONANCE ~共鳴 (2016年6月)

言霊には固有の波長=周波数があることを解明し、それを応用した様々な器具で人類に貢献することを甲府の七沢研究所は目指している。その波長=周波数を繰り返し発信することで、人々の真の願いが実現できるからだ。しかし、人々の真の願いというものは、本人も意外とわからないことが多いのだという。紙に願望を書いてみたりしても、しばらくすると、なんかもうどうでもいいということが実際は多い。ただし、繰り返し、繰り返し考えてしまうことは、それがプラスのイメージであれ、マイナスのイメージであれ実現してしまうことが多い。つまり、繰り返し考えていることが実は本心で、いつも実現してしまうのは本心ということになる。

そして、言霊は、本心に反応する。人の心が言霊を受け止め、その瞬間に宇宙を新たに創造する。誰にでも、心という進化した意識を持つ存在であれば、本当の思いを実現する力ある。
人間は感情を通してのみ、自分の本当の思いを知ることができる。プラスとマイナスの感情はどちらも人間にとって絶対に必要なものなのだ。もしそれがないと、意識はこの世界を意味づけすることもできないし、楽しくもないし、当然、苦しくもない。138億年前、ビッグバンの始まりにあった、何の変化もない、何の違いも認識できない、そして成長もない宇宙のままだからだ。