RESONANCE ~共鳴 (2004年7月)

自我の性質には2つあって、1つは感情を抑圧することであり、もう1つは時間の感覚である。本能で生きている動物は基本的に、ただ目の前にある物事に反応しているだけなので、抑圧が少なく、過去を後悔したり、未来を心配したりはしない。なので、動物や抑圧の少ない無邪気な小さい子供は、レメディの反応が早い。哺乳類以外の動物などにもある恐れの感情や攻撃的な感情は、生物の本源的な感情である。

そこに、時間の感覚と抑圧する自我の性質が合わさってできたいくつかの感情、例えばアグリモニーやウィローなどは、プラスに転化するのに時間がかかる人が多い。それは、マイナス感情が発生した瞬間まさに、無意識に抑圧してしまうので、自覚することができない、またはしたくない人が多いからである。

感情がマイナスに転化しやすいのは、進化してきた結果獲得した現在の脳の構造にもともとの原因があるようだ。人間の個体発生は系統発生をたどると言われているように、進化の過去の魚類からはじまる哺乳類までの全ての脳を持っているからである。このように、本能と自我の性質の違いを考えてみると、動物にはどのレメディが合うのかを考えるヒントになるはずである。

文責:矢吹三千男
早稲田大学卒業。製薬会社に勤務ののち、1993年よりバッチフラワーの輸入を始め、1994年バッチフラワー正規輸入代理店となる。株式会社プルナマインターナショナル代表取締CEO社長。陰陽五行思想家の冨田哲秀氏に師事し、陰陽五行を交えた新しい性格分析法の開発に携わる。感情・魂・肉体についての研究を続け、独自の展開を現在、全国を講演・セミナー活動で行っている。