RESONANCE ~共鳴 (2006年1月)

フロイトはうつ病など神経症の原因は行為の欺瞞であるといっています。つまり、人は生きていくうえで他者の言葉やしぐさから様々なサインを受け取っているのですが、言葉のサインと行為のサインが一致していないと、受け手がダブルバインドになり本心を抑圧したり葛藤するはめになるということです。わかりやすい例で言うと、反社会的なヤクザなどはいかにもそれらしい悪い雰囲気を醸しだしているので、周りには常に要注意のサインが出ているわけで、できるだけ関わらないでいることができます。しかし、一見して悪そうに見えない人や、言葉などは親切で実は裏では意地悪なタイプの人、裏表のある人の場合、しばらく付き合ってみないとわからないので結果的にいやな思いをすることになってしまうのです。特に、親族などにこのタイプの人がいると関係が切りにくいのでダブルバインドになり葛藤してしまうわけです。人は本心(火性)を長く抑圧すると病を得やすくなりますので、常に本心に従うことが大事になります。このときに、恐れや不安、周りを気にする気持ち(水性)の強い人が葛藤してしまうのです。葛藤は例えて言うと、車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態ですので、無駄に心的エネルギーが費やされてしまうことになるのです。

文責:矢吹三千男
早稲田大学卒業。製薬会社に勤務ののち、1993年よりバッチフラワーの輸入を始め、1994年バッチフラワー正規輸入代理店となる。株式会社プルナマインターナショナル代表取締CEO社長。陰陽五行思想家の冨田哲秀氏に師事し、陰陽五行を交えた新しい性格分析法の開発に携わる。感情・魂・肉体についての研究を続け、独自の展開を現在、全国を講演・セミナー活動で行っている。