RESONANCE ~共鳴 (2007年4月)

怖れ不安は水性にある。怖れは、自然界では他の動物に捕食されないための生物にとっては根源的な反応で、通常は「逃げる」という行動になる。この反応は鳥類や哺乳類以上に進化して初めて「怖れ」の感情になる。五行的にはこの感情は少ないほうが生きやすい。それは、恐れが強すぎると、どうしても社会生活や人間関係で直面する問題が多くなるからだ。また水性の高い人は同時に他人に気を使いすぎてしまうので、人一倍心的エネルギーを無駄に消費してしまい疲れることが多い。

性格診断テストでここのポイントが十四点以上ある場合は悩みが深く、葛藤を起こしている人が圧倒的に多くなる。葛藤は、本音(火性)建て前(水性)が常に戦っている状態で、喩えて言うならば車のアクセルを踏みながら、同時にブレーキも踏んでいる人である。無意識に本音を建て前で抑圧してしまう人で、なかには自分の葛藤に気づかない人さえいる。まず大事なことは自己の葛藤を自覚し、火性の本音に耳を傾ける必要がある。だが、他人の評価ばかりが気になる人々や本当の自分の姿(自己の真実)に目を向けられない人は決して葛藤が止むことはなく、無自覚にいつも矛盾した行動とることが生き方の特徴となってしまう。

文責:矢吹三千男
早稲田大学卒業。製薬会社に勤務ののち、1993年よりバッチフラワーの輸入を始め、1994年バッチフラワー正規輸入代理店となる。株式会社プルナマインターナショナル代表取締CEO社長。陰陽五行思想家の冨田哲秀氏に師事し、陰陽五行を交えた新しい性格分析法の開発に携わる。感情・魂・肉体についての研究を続け、独自の展開を現在、全国を講演・セミナー活動で行っている。