RESONANCE ~共鳴 (2011年4月)

放射線被ばくの問題は、多くの日本人のみならず、在日外国人にとってもいますぐに対応を迫られる問題となってしまった。
どこかへ逃げることのできる人はいいが、ほとんどのどこにも逃げられない人達はいったいどうしたらいいのか?

ある本にとりあえず今すぐに、だれにでもできる有効な方法が紹介されている。
『長崎原爆記―被爆医師の証言』 (平和文庫) 秋月辰一郎がそれである。

秋月医師は昭和20年、長崎原爆で病院勤務中に被ばくした。その病院には玄米、みそ、醤油が大量に保存してあった。食糧不足のおり毎日玄米の塩むすびを食べワカメの味噌汁を飲んでいたためか、患者と医師、看護婦たちに原爆症が出なかったことが評判となった。
その体験記は翻訳され、その噂はたちまち近隣諸国に広まった。チェルノブイリ原発事故前後のミソの輸出量は明らかに、ベルギー・ドイツ・オランダ・イギリス・フランスなど欧州で増加した。

「ミソ」「玄米」「塩」は人体細胞にとって必要な、特に良質の油とミネラルの栄養供給源であるばかりでなく、それらは人が毎日とり続けている食物中に含まれる微量の放射性物質の放射能害を一部防御してくれている。
放射線は特に「陰性」の性質なので、できるだけ塩などの「陽性」のものを摂ることが必要になる。毎日の食べ物が体質を作るので、やはり普段からの食事が大事ということになってくる。