RESONANCE ~共鳴 (2011年5月)

福島の原発から放射線が漏れて1月以上が過ぎた。

TVでおなじみの環境学者、武田邦彦氏は残留放射線について『原発事故残留汚染の危険性』朝日新聞出版で次のように指摘している。
「今回の福島原発事故の最初のころ、原発の北西にある福島市で20マイクロシーベルトの放射線が観測されました。これに対してテレビに出ていたある東大の先生は、「1回の(胃の)レントゲンで600マイクロシーベルトだから、それの30分の1にすぎない。」とコメントしました。

それは意図的に掛け算ができないふりをしたのか、それとも何かを隠そうとしたのかわかりませんが、福島市で観測された20マイクロシーベルトという値は、1時間当たりの量です。したがって、30時間被ばくすると、1か月に24回の胃のレントゲンを撮ることになってしまいます。
実際は、その後、放射線量は1カ月で徐々に下がって、10分の1の2マイクロシーベルト以下になりました。
この間の放射線量は一番低い値をとったとして2×24時間×30日で1440になり、レントゲンを1月で2.4回受けたことになります。

いわき市であれば、現在0.27マイクロシーベルトですので、現在の数値なら3か月で1回のレントゲンということです。
市町村が毎日放射線を計測してホームページで公表しています。