RESONANCE ~共鳴 (2013年3月)

今年は歴史的な大雪で、豪雪地帯では多すぎて雪を捨てる場所もない状態になっている。しかし、大雪だけではなく、局地的な大雨などが今後も毎年のように続くことも予想される。国立天文台によると、今年の2月現在、依然として太陽の黒点は減少し、活動停滞期は続いている。ただし、熱や光の量は変わらないという。問題は、太陽の磁場が宇宙線(放射線)から地球を守っているので、磁場が弱まると地球に到達する宇宙線量が増えて地球の大気にぶつかり雲ができやすくなるという。すると日照を遮り、雨や雪が多くなってしまうのだ。さらに、国立極地研究所が、過去70万年の南極の氷を採取し調べたところ、地球は約13万年周期で寒冷期と温暖期を何度も繰り返してきたことがわかった。現在は約2万年続いた温暖期が終わりにかかっていて、今後ゆっくりと寒くなっていく時期にさしかかっている。急激に寒冷化することはないが数百年以上かけて以前よりも徐々に寒くなっていき、それは今後10万年続くことになるとデータは告げている。つまりこれからは、温暖化ではなくて、寒冷化が問題になってくる。約2万年前、気候が温暖化し、現生人類の祖先のクロマニヨン人はようやく洞窟から出て活動の幅を飛躍的に広げ、その子孫はやがて現在の文明を築いた。もしも、まだ寒冷期が続いていたら、現在の文明はなかったはずである。