RESONANCE ~共鳴 (2014年2月)

私の生家は肥料屋でしたので、倉庫にはチッソ、リン酸、カリだけを使った20kgの化学肥料の袋が積み上げられ、広く農家に販売していました。戦後すぐにアメリカの要請でそれまでのたい肥などを使った従来の伝統農法は不衛生であるとして禁止され、化学肥料を使う農法が日本中に広まりました。現在ではちゃんとした有機農法で収穫された作物は市場の約3%です。つまり毎日私たちが食べているほとんどの野菜やコメなどの作物は、化学肥料で作られているという事実があります。また、日本では有機作物の基準が定かではなく、発酵が十分ではないたい肥では硝酸態窒素が多くなり、毒性が返って強くなってしまいます。ですから、無農薬、有機といっても、上流の水に問題があったりすれば、下流ではすでに汚染されてしまっているので、農地の地形も大事になってきます。

以上の結果、現在では、微量ミネラルが戦前の10分の1になっているといわれています。風邪をひきやすいとか、手足が冷えやすい人は免疫が弱り、血流が悪い人なので、日ごろからミネラル不足の人が多いようです。身体の元素は半年ですべて入れ替わるので、ミネラルの多い食事に変えれば、半年後には必ず体質が変わってきます。