RESONANCE ~共鳴 (2014年9月)

今日もまた地球上の何処かで戦争が起こっている。宗教や民族間の対立で多くの人々は憎しみ合い戦いは何千年も止むことはなかった。ネガティブな感情のあるところに、争いが起きて、争いのせいでまたマイナス感情が生まれ、この負のループはカルマのように続いていく。マイナス感情を変えるためには、視点を少しだけ高くする必要がある。それができれば、物事の意味を変えることができるからだ。

縄文時代より、岸辺や少し小高い丘に人々は住み着いた。古代から日本は平地が少ないので水害や地震が多く、そのせいでいつも多くの人が亡くなった。しかし、時が立つと、その記憶はやがて忘れ去られ、災害はあったが生活に便利な場所にまた人々は繰り返し住むようになった。人々が前に進むためには、感情のわだかまりを捨て、過去を忘れることが必要だった。同じように、これからも多くの日本人は忘れることで前に進むことができるだろう。一方では、過去を忘れないようにする人々もいる。過去にこだわり、恨みや苦しみの感情を誰かのせいにしてしまう人たちだ。間違いなく言えることは、強い負の感情のある場所には争いが続くということだ。戦後、日本が繁栄してきた理由の一つは、原爆で民間人が大量虐殺されても、前に進むために、米国に対して恨みの感情をできるだけ持たないようにしてきたからなのではないだろうか。