RESONANCE ~共鳴 (2015年2月)

プリンストン大学が開発した乱数発生器は、量子が粒子と波動の2つの性質を同時に持つことを利用している。この装置の内部では、量子を壁に衝突させると、通常は、はね返る粒子と、壁をすり抜けるものとが同じ頻度で発生するため、必ず2分の1の確率で0と1が出ることになっている。

しかし、2001・9・11米国同時多発テロ事件の時、世界中に設置した乱数発生器が、通常より大きく逸脱したデータを記録した。
それは人間の思念が物質の電子の動きに影響を及ぼしたからだと言われている。つまり、9・11のような特別な状況下では、その頻度が同じではなくなるのだ。

「特別な状況」というのが、「人々の感情が大きく動かされる大きな事件などが起きたとき」とされている。
人が持つ強い感情と思念は、物質に影響を与え、周りの世界の変化を生じさせる力があることをこの装置は証明したのかもしれない。
ただ実際は、私たちのささやかな日常の繰り返しの思念であっても、それが私たちの日常を創り出していることに多くの人は気付き始めている。

つまり、人は意識によって、世界を変えることができる存在だということを。