RESONANCE ~共鳴 (2016年4月)

栄養療法医師の溝口徹氏は、子供の発達障害と小麦などのグルテンが関係していることを指摘している。小麦のグルテンや牛乳のカゼインなどのタンパク質が腸の粘膜を荒らし、下痢や便秘を繰り返すと、花粉症やアトピーなどのアレルギーになり易いだけではなく、子供の場合などは脳に影響を与えていることが多いというのだ。

その理由は…そもそも食べものは噛むことで細かくされ、胃では胃酸と消化酵素によってさらに細かい状態にされる。通常、小腸では元の性質が残っていないレベルの分子の状態になって、粘膜から吸収される。つまり、タンパク質が分解され、アミノ酸の状態になれば、その食材の特性がなくなり、アレルギーの原因にはならない。そこでなぜグルテンなのか?それは、グルテンのアミノ酸の配列に関係している。グルテンは、パンなどのモチモチした食感のところで、タンパク質が分解されにくい構造をしているのでそのまま腸の粘膜まで到達する。腸が健康であれあれば問題はないが、粘膜が弱かったり、腸内環境が悪い場合、粘膜の炎症を引き起こしこの時にアレルギーを発症する。

本当にグルテンやカゼインが原因でアレルギーやメンタルの状態が悪いかどうかを判断するには、とりあえず春休みなどを利用して2週間、小麦と牛乳を止めてみることをお勧めする。