RESONANCE ~共鳴 (2016年7月)

マイナス感情は体のどこにあるのか?感情はエネルギーなので、それは脳ではなく、エネルギー体としての体にくっついている。東洋思想では、怒りは肝臓を傷めるので、怒りのエネルギーは肝臓のあたりに存在するのかもしれないし、悲観的な感情の場合は、肺のあたりというように、臓器とマイナス感情には関係があることが分かっている。だからと言って、マイナス感情が直に臓器にくっついているわけではない。感情のエネルギーは物質とは違った次元にあり、人体を包むアストラル体などにあらかじめ影響を与える。「ジュラシックパーク」や、「ER」での作者で知られるマイケル・クラントンは、長年の父親との確執を解消するために、カリフォルニアの高名な霊媒師のもとに向かった。怒りや恨みなどの強いマイナス感情を消してもらうためにだった。霊媒師が彼を見ると、肩と背中のあたりに、黒い虫のようなものと、ディズニーのアニメに出てくる小さな悪魔のようなもの(存在)がくっついているのが見えた。怒りなどのマイナス感情は、違う次元で成長し,物質化していたのだ。数日がかりでその虫と悪魔を追い出すと、最後には彼らは心残りな様子で立ち去ったのだが、マイケルには少しの後悔と後ろめたさが残った。マイケルはマイナス感情が長い間、実は自分を守っていてくれたことに気付いていたからだ。マイナス感情は何年もの時間をかけてゆっくり育ち、物質化していた。まるでわが子のように。それを手放す時、一抹の悲しみが彼の心をよぎった。もはや彼らは自分を助けてはくれない。もうこれからは、誰かを憎んだり、人のせいにしたりすることなしに前に進まなければならいと感じていたからだ。