RESONANCE ~共鳴 (2016年10月)

マイナス感情の一つの特徴は、トラウマになりやすいということである。プラスの感情はトラウマにはならないのに、なぜマイナス感情だけがトラウマになってしまうのか?それは、マイナス感情は魂を曇らせ、宇宙とのつながりを遮断してしまうところに大きな原因がある。人は本心で行動しているときは、マイナス感情をつくらない。しかし、頭で考えだすと恐れが起動しマイナス感情をつくりやすくなってしまう。一旦、マイナス感情がつくられパターン化すると頭でわかっていてもなかなか心から離れなくなる。

この宇宙とのつながりを、古の聖者は「愛」と呼んでいる。愛は頭で考えるものではなく、一つの「状態」なので、本心でしか繋がれないし、思考はむしろそれを邪魔してしまうのだ。

頭だけで一所懸命繰り返す、言葉や願いがなかなか叶わないのも、それが本心からの祈りではないことが多いからだ。トラウマがあると、人は自分の本心に到達できない。ではどうすればいいのかというと、やはり、マイナス感情を少なくしていくしかないのではないだろうか。マイナス感情が少なく、トラウマを克服した人は、目の前の出来事だけでなく、過去の出来事もまた肯定的に見ることができる。それもまた、すべてを受け入れた意識の状態である。